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校長コラム6月
何年か前の月のお話の中で、「学ぶ」という言葉は、「真似る」という言葉がもとになっているということを書いたことがあります。昔は自分の師匠や先輩がやっていること、いわゆる「技」・「業」を見て自分で修得をしていたと言われています。先輩がどういう方法でやっているのかを見て、そのやり方を真似して繰り返し繰り返しやってみて失敗をしながらどうやればできるのかを考えながらまたやってみる。その繰り返しで自分の腕を磨き上達をしていきました。成長するということは真似をしながら試行を繰り返し、失敗をしながらいろいろな事に気付いていくことです。
学ぶことは「気付く」ことです。皆さんもただ単に「学ぶ」=「学習」するだけでなく「あっ! そうなんだ」という「気付き」を大切にしてください。繰り返しトライすることできっと良い「気付き」があると思います。急いで近道をするだけでなく、ゆっくりと、しっかりと一歩一歩確実に進むことも成長する一つの手段だと思います。
おまけ 皆さんは得意科目ってありますか。または好きな科目でもいいです。その科目に一生懸命の取り組んでください。「好きこそ物の上手なりれ」という言葉があります。続けることが一番大切なことです。