啓明学館高等学校 新着情報

校長コラム 7月

 価値観の相違とは、様々な物事に対するそれぞれの考え方やとらえ方、また美的感覚の違いなどが他の人と異なること。例えば同じ絵画を見て、なんて素晴らしい絵なんだろうと思う人と、どこが良いんだろうと思う人もいると思います。

 明治時代の初めころ、多くのヨーロッパの人たちが日本にやってくるようになり日本人と交流を持つようになりました。ある時ヨーロッパの人達と日本の人たちがお花見をしました。夕方から夜になり満月の月明かりに桜の花が映し出されました。その夜景色をみて日本の人たちはうっとりと眺めなんてきれいだと感激しました。その姿を見たヨーロッパの人は何に感激しているのか理解できなかったと言われてます。私たちには生まれ育った環境の違いや民族の違いがあります。そのことによりお互いに理解できず対立をしてしまうこともあります。時には戦争になってしまうこともあります。そしていつもその争いの犠牲になるのが子供たちや老人など力のない弱い立場の人たちです。

 自分の周りにもそういうことってありませんか。いわいる「いじめ」というものです。私たちは生まれた時から一人一人の個性や人格をもっています。その個性や人格はお互いを思いやり尊重しあうためにあるのです。

残念なことにそのことを忘れたかのように人を傷つけることがあります。こんなことを言っていいのだろうか、こんなことをやっていいのだろうかと少し気遣うことで、また見て見ぬふりをしないことで人を傷つけることを防ぐ事が出来ます。皆さんが優しい気持ちをもって学校生活を送ることを望みます。

 

 課題 自分の優しいところをいろいろ書き出してみてください。そしてそのことを忘れず日々を大切にしてください。夏休みが始まります。それぞれ楽しみにしていると思いますが、夏休みも学校へ来ませんか。学校には何かがあります。それを見つけませんか。先生たちもほぼ毎日学校にいます。