今日で授業も終わり、もうすぐ1学期の終業式を迎えます。この1学期は、皆さんにとっても、学校にとっても、今までと違う特別な学期になったと思います。
そして日本だけでなく、世界中の国々にとっても、いろいろな問題に直面しました。
例えば、5月25日にアメリカで起こった白人警察官が容疑者の黒人男性を死亡させた事件。その映像が拡散して、世界各地で人種差別や警察の暴力に抗議する運動「Black Lives Matter ブラック・ライヴズ・マター」が行われました。
例えば、6月30日に中国が香港国家安全維持法を施行。これによって、中国と香港との関係「一国二制度」崩壊を危惧する声が上がっています。
他にもニュースは数多くありましたが、やっぱり一番は新型コロナウイルスですね。
振り返ってみると、1月16日、日本で初となる感染者が確認されてから感染者が増え、2月27日に全国の学校に臨時休校の要請がありました。
3月11日、WHOがパンデミックを宣言。4月に入り、再度の休校、緊急事態宣言と続き、6月ようやく平常授業が始まりました。6月19日には県をまたぐ移動の自粛要請も全面的に解除されましたが、その後、大都市で再び感染者が増加して、7月23日新規感染者数が過去最多を記録、26日に累計で3万人を超えてしまいました。
その間、「3密」「ソーシャルディスタンス」「ステイホーム」「アベノマスク」といった言葉が流行りましたが、今後は「with コロナ」がキーワードだと思います。
1月から3月までを武漢型の第1波、それ以降から現在までを欧州型の第2波とするなら、いったん落ち着いたとしても、また繰り返し流行する可能性が高いと考えられます。
ベストな解決策は、このウイルスを根絶させることですが、それは難しいかもしれません。
ワクチンができても、変異を繰り返すウイルスに対してはイタチゴッコになります。
「with コロナ」つまり、私たちはコロナと共存する生活を考え、今までの価値観を変えていかなければならないのでしょう。普段よりも短い夏休みになりますが、コロナと上手に付き合い、充実した休みにしてくださいね。
瞑想の時間は、しばらくの間お休みです。2学期始まるまで、サヨナラ…