啓明学館高等学校 新着情報

1学期始業式

 4月8日(月)に1学期始業式が行われました。

柴田校長からは「みなさん、おはようございます。さて、新年度が始まります。新しい先生や友達、先輩や後輩、新しい科目などいろんな出会いがあります。その出会いを大切にして、気持ちを新たにスタートしてください。そのスタートにあたり、3つのことをお話しします。 

 

 まず一つ目は目標を持って学校生活を送りましょう。 新年度という節目に際し、今までのことを振り返り、「今年はこれにチャレンジしたい」というものが、たぶん皆さん一人一人の心の中にあると思います。そういった目標に向かって、失敗を恐れず、積極的に取り組んでください。目標が達成できると、達成感が得られ、自信がつき、次のチャレンジに繋がっていきます。うまくいかなかった場合、それこそ学びのチャンスです。なぜうまくいかなかったかを振り返り、計画を修正してもう一度チャレンジしましょう。そうすることで、自分の中に工夫する力ややり抜く力が養われます。ひとつひとつのチャレンジを経て成長していきましょう。

 

 二つ目は感謝の心を持ってほしいということです。私たちは一人で生きているのではなく、多くの人に支えられて生きています。 みなさん、自分の今までの人生を振り返ってみましょう。ご家族や友人・先など多くの人に支えられてきたのではないでしょうか。そういったことを常に心において、今、自分がここで学べていることに感謝の心を持ってください。

 

三つ目は、悩みを一人で抱えこまないということです。私たちは毎日の生活の中で、悩みや困難なことに直面することもあります。先ほども、「失敗を恐れずチャレンジしよう」という話をしました。チャレンジする中で、悩んだり、困難に直面することがあります。そういう時、一人で悩みを抱え込まず、悩みを共有することが大切です。まずは自分の悩みを人に話しましょう。身近な友人や信頼できる大人に相談することで、自分では思いつかなかった考え方や解決策が見つかるかもしれません。また、話を聞いてもらっただけで、気持ちが楽になることもあります。悩みを一人で抱え込むことは、苦しいですし、解決が難しくなることもあります。学校にはスクールカウンセラーの先生もいます。心配や悩みがあれば、ぜひ身近な人や先生方に相談しましょう。きっと、皆さんの負担が軽くなり解決の糸口がみつかるはずです。 

 

 以上、新年度をスタートするにあたって、意識してほしいこと3点をお話ししました。皆さんが力を抜いてリラックスして、自分らしく輝ける素敵な一年になることを心から願っています。」と講話がありました。