教員紹介
藤吉 時土基
担当教科:国語
学ぶということ
みなさんは「学ぶ」という言葉から何をイメージしますか?多くの人が思いつくのは、「勉強」だと思います。教科書に書いてあることを勉強して、ノートをとって,テストがあって・・・。
私自身、みなさんと同じように小学校・中学校で勉強し、高等学校へ進学しました。その後は大学へ進学し、これまでに多くのことを「学んで」きました。私は「学ぶ」ということは、大きく2つのことだと思っています。
1つは「教科書に書いてあること」、もう1つは「教科書に書いていないこと」です。学校という場所では、多くは「教科書に書いてあること」を学びます。私の高校時代もまさしくそうでした。また、「教科書に書いていないこと」も学びました。
ある恩師は教科書から外れて、「情けは人のためならず、己(おのれ)(自分)のためなり」ということわざを私たちに教えてくれました。高校2年生の時に、「たとえどんな状況であっても人様にしたことは自分に返ってくる。だから、周りのことも考えて、人様と生きられる人間になりなさい。」と私たちに真剣に教えてくれたことを思い出します。
本校では、「教科書」に書いてあることはもちろん、「教科書」に書いていない「生きた知識」をみなさんとともに学びます。自分の恩師が教えてくれたように、これからの「人生」で使える知識を皆さんと一緒に学んでいきます。ベテランの先生方から若手の先生方まで、幅広い年代の教員がみなさんをお待ちしています。
私はみなさんとお会いして、「新しい学び」を一緒に見つけたいです。みなさんも私たちと一緒に、「新しい学び」をスタートさせませんか?
掲載日 平成29年2月