昨日,政府から愛知県をはじめとする7府県に対して,緊急事態宣言が発出され,それを受けて,国の方針に基づき,大村知事から緊急事態措置について発表がありました。
昨日,話をした内容の他に,具体的なお願いもありましたから,大切なところを重ねて伝えておきたいと思います。
期間は,今日から2月7日までの25日間ですが,飲食店等に対する営業時間の短縮要請やイベントの開催制限については,4日間の周知期間を設けて1月18日から実施するそうです。映画館や遊技場などの施設にも20時までの時短協力を依頼しています。
県民に対しての一番の要請は,生活に必要な場合を除き,不要不急の行動の徹底した自粛で,特に20時以降の不要不急の外出自粛を強く要請しています。
生活に必要な場合とは,通院や生活のための買い出し,必要な出勤・通学,健康維持のための屋外での運動や散歩などが例示されました。
次に,県をまたぐ不要不急の移動自粛です。移動がどうしても必要な場合,自覚を持って適切な行動をしてください。
基本的な感染防止対策の徹底については,5人以上の大人数での会食・飲食は自粛,密閉・密集・密接の3密が発生する場所を避け,必要な外出は短時間とすること,公共交通機関ではマスク着用は勿論のこと大声での会話は控える,適切な温度・湿度等を保ちつつ,十分な換気を行って下さい。
学校においては,健康観察の徹底,手指消毒・換気・マスク着用,オンライン学習の活用,食事中の会話禁止(会話は食事後にマスクを着けてから)等の感染防止対策を徹底すること,特に部活動など集団行動における感染防止対策の徹底することが示されました。
これらは,今では当たり前になっていますが,慣れが油断につながります。毎日検温していますか?登校したら消毒は?寒いけど教室の換気はどうですか?お昼ごはんを食べるとき,緊張感が緩くなって,マスクなしで会話に夢中になっていませんか?掃除のときの除菌は?
一人ひとりの気持ちの持ちようが,学校という集団生活の場を支えていることを,もう一度振り返って考えてみてくださいね。