啓明学館高等学校 学校生活

教員紹介

安藤貴子

担当教科:外国語(英語)

英語は未来への扉を開ける鍵


 みなさん,はじめまして。突然ですが,みなさんは英語が好きですか。

 もちろん「好き,得意」という人もいるでしょうし,「難しくて苦手」という人もいるでしょう。

 私の経験をお話しすると,私は中学生の頃から英語が好きで一番得意な科目だったのですが,高校に入って急に英語の授業が難しくなり一度挫折したことがあります。テストで赤点を取ったこともありますし,英語があまり好きではなくなった時期もありました。しかし,将来のことを見据え大学受験を考えた時に,英語はどうしても避けては通れないと思い,基礎からこつこつ勉強し直しました。するとそれまで授業を受けていてもわからなかったことが少しずつわかるようになり、テストでも点数が取れるようになり,自信を持つことができました。
 
 そのとき思ったことは,日々の積み重ねが大切で,わからないことはそのままにしては駄目なんだということでした。理解できるようになると学習が楽しくなり,疑問に思ったことは自ら調べて解決できるようになりました。それ以降また英語が好きになり,大学でも英語を中心に勉強し,海外にも留学しました。

 ところで,2020年に東京オリンピックが開催されるまで,あと1年余りとなりました。グローバル化社会とか,ボーダーレス社会と言われて久しいですが,今後は日本にもより多くの外国人が訪れ,ますます国際化が進んでいくことでしょう。皆さんが社会に出る頃には,英語や他言語は「できると有利」から「できなければならない」に変わっていき、求められるものは「ことばを通じて違いを分かりあい共存していく」になるのではないでしょうか。

 英語や他言語そのものに興味を持って追究していく人もいると思いますが,多くの場合はコミュニケーションの手段として使われます。これからは英語を含めた外国語は,みなさんの未来の扉を開ける鍵になっていくと思います。

 何を伝えたいのか、それをどう伝えていくのか,英語という言葉に興味を持ち学んでいくことのサポートが出来たらと思っています。

掲載日 令和元年6月