6月19日(金) 父の日3

「母の日」と言えば,赤いカーネーションを贈るのが日本では定番ですが,「父の日」には黄色いバラを贈る風習があることを知っていますか。

 

バラを贈る風習は,父の日を作ろうと努力したドッド夫人が,父の墓前に白いバラを供えたエピソードが由来していると言われています。1910年の最初の式典で,健在の父に感謝を贈る者は赤いバラ、亡くなった父に想いを馳せる者は白いバラを身につけたとされていることから,この風習が生まれました。

 

日本では,昨日話しました黄色いリボンキャンペーンで,黄色が父の日のシンボルカラーとなり,バラを贈る風習と同化して,黄色のバラを贈るようになったそうです。

黄色のバラには「友愛」「献身」「可憐」という花言葉がある一方,「嫉妬」「薄れゆく愛」という意味もありますが,国によって様々ですから,気にしなくてもいいみたいです。

 

勿論,黄色のバラ以外の花でもOKです。

明るく元気な印象のヒマワリ,「親想い」「子としての愛」の花言葉を持つスカシユリなどもいい感じです。

 

しかし,贈り物をすることだけが,感謝の気持ちを伝える方法ではありません。少しばかりの時間でも話しかけることで,普段しない会話や態度からでも,何となく皆さんの気持ちは感じられ,伝わるものですよ。

 

日頃,家族のために頑張っているお父さんに,そして皆さんの身近なお父さんのような存在の人に,感謝の気持ちを伝えたいですね。