この前,久しぶりに食品の買い物に付き合ってスーパーに行ったんですが,野菜の値段にびっくり!! こんな小さなレタスが,トマト1個が…,スイカに至っては1玉5000円ちかくの値段がついていました。品定めをして買い物をしているお母さんたちの姿を見て,何も考えず食事をしている自分が無知無能に感じてしまいました。奥さんに感謝です。
この野菜の価格高騰は,7月の梅雨前線の停滞による長雨,九州や中部地方などの集中豪雨や梅雨明けの猛暑の影響で,野菜の生育が悪く,収穫量が減少したためだそうです。
今日は雨が降りましたが,確かに8月に入って,例年にも増して,暑い日が続いていますね。
調べてみたら,名古屋の8月の猛暑日は昨日までに19日もありました。
静岡県浜松市では,8月17日になんと41.1℃をマーク,これは2018年7月23日の埼玉県熊谷市(くまがやし)の記録と並び歴代最高気温です。ちなみに,名古屋の最高気温は2018年8月3日の40.3℃,歴代20位です。
しかし,驚くことにその前日,アメリカのカリフォルニア州デスヴァレーでは54.4℃を記録したという報告があります。このデスヴァレー,1913年7月10日には世界最高の気温56.7°Cの記録をもっていて,まさに「死の谷」なのです。
浜松の最高気温ですが,これは湿った空気が山を越えて,山の麓に降りてくる過程で温度が上がる「フェーン現象」が原因です。
さて,今年の夏がこんなに暑いのは,太平洋高気圧の上にチベット高気圧が張り出して2重構造になったことで,雲ができにくく,全国的に気温が上がったとニュースで言っていましたが,日本の平均気温は,年々確実に上昇しています。
これは「地球温暖化」や「ヒートアイランド現象」といった人為的な気候変動によるものなんですよ。