教員紹介
白根 夕貴
担当教科:保健体育
いろいろな楽しさに出会える
体育の授業は運動が得意な人には楽しめて、苦手な人にとっては苦痛な授業だと捉えられているのではないでしょうか?
「体育が嫌い」と思っている中学生のみなさん、高校でも体育は嫌いなまま・・・とは限りません。1つでも好きな教科が増えたら、学校生活は充実しますよね。体育も嫌いから好きに変えることはできるのです。
嫌いになってしまうのは、「できない」が原因のひとつではないでしょうか。体育は数学や英語の授業とは違い生徒の数で「できた」が存在します。例えば、数学では1つの答えを導き出すために先生の話を聞いて先生が求める答えを出さないといけません。しかし、体育での答えはたくさんあって、自分なりの方法でその答えにたどり着ければ良いのです。つまり、自分に合った目標を探すだけなのです。私の役割は、その人に合った目標を見つけてあげることです。
私は両親がバスケットボールをしていた影響で小さいころからバスケットボールをしていましたが、中学校に入ってバスケットボール部がなくバレーボール部に入りました。最初は全く上手くいかず嫌になることもありました。でも、その当時の顧問の先生が「ひとつひとつ出来るようになればよい」と言ってくださったことで、気持ちが楽になり自分なりの目標を作って取り組んでいきました。そして今現在もバレーボールを続けています。
自分なりの目標にたどり着くと、「伸びる楽しさ」を感じることができます。そこから、いろいろな楽しさが見えてきます。お互いに支え合ったり、励まし合ったりする「かかわる楽しさ」や、運動をすると気持ちが良いと感じる「動く楽しさ」にも出会えるでしょう。体育の授業を楽しめていない人、それは見方をほんの少し変えるだけで楽しめるようになるのです。授業の主役は生徒です。教員として、主役が楽しめる授業がしたいと思っています。
いろいろな「楽しさ」を一緒に見つけ、充実した高校生活にしましょう!
掲載日 平成29年10月