１２月２２日（金）に講堂にて２学期終業式が行われました。

「２学期終業式、時の流れは早いもので、もう年末を迎え令和５年も終わります。

　今年１年、世間ではいろいろな事がありました。野球では日本中を歓喜の渦に包んだWBCでの優勝、男子バスケットボールでは自力でオリンピック出場を決めたことまた将棋では瀬戸市出身の藤井聡太八冠の活躍が大きな話題となりました。ほかにスケートボード・フィギュアスケートなど多く分野で私たちを喜ばせ感動させる明るいニュースがありました。しかし、残念なことに世界ではいまだに戦争や紛争で多くの犠牲者が出るという痛ましいニュースもありました。いろいろな事が私たちの周りで起こっています。

 

　そういった中、皆さん一人一人が自分自身を振り返りどうでしょうか。この１年どんなことがあったのか思い起こしてください。悲しかったこと辛かったこと楽しかったことうれしかったことなどいろんなことが思い起こされるかもしれません。それらをしっかりと踏まえ来年に向け前向きに進んでください。３年生は就職・進学と新しい環境へ入っていきます。そのための準備を怠らないでください。２年生は進路について真剣に考え、３年生になって慌てないようにしてください。１年生は２年生でのコース選択が決まります。それぞれが自分の目標に向かってステップアップするために大切な３学期となります。自分がどうしたいのか、何をやりたいのか考えて今やるべきことを理解し行動することが大切です。今の自分が来年の自分を、将来の自分を育て成長させていきます。

 

　時間の流れはとても早いものです。こんどやればとか明日やればと思っているうちに時間が過ぎ切羽詰まって慌てることがあります。計画的に自分がやるべきことを一つ一つ確実にこなしてください。先ほど話した大リーガーの大谷翔平選手も将棋の藤井聡太八冠も小さい頃から自分の夢に向かってやるべきことをノートにいろいろ書き綴ってひとつひとつクリアしていったそうです。

新たな年を迎え新たな気持ちで皆さんそれぞれの夢を叶える第一歩を踏み出しチャレンジしてください。

　来年は辰年です。竜のごとく天に向かって勢いよく上っていくことを期待します。

それでは１月９日の始業式に元気な笑顔で会えることを願っています。」國井校長より講話がありました。